重たい話注意

母が癌で死去しました。


腰痛と腹痛を訴える母を連れて病院へ行き、検査してみるも原因不明。
便秘からきてるのだろうということで入院して治療。
一時痛みが治まり退院。

再び痛みを訴えて、今度は知り合いの内科へ行き
そこで癌宣告されました。


当初は悪性リンパ腫という血液の癌(3割は完治する)だろうという診断でしたが
細胞検査の結果、すでに全身転移している進行性の末期がんだと判明して
緩和治療(痛みを和らげるだけ)を勧められました。

親父の強い希望で母には伝えないと決まり、
はよ治さんとねーと笑う母に胸が痛みました。


突然襲った呼吸困難を境に、症状は一気に進行していき、
モルヒネの副作用で、優しかった母が別人のようになりながら
数回の呼吸困難を経て、最初の発作から5日目の朝に呼吸停止。
抱きしめてから一度だけ泣きました。



余命を伝えるすべきだったのか
そして、無駄でも抗がん剤治療を試みるべきだったのか
自問自答し続けることでしょう。